仕事と育児を両立したいシングルファザーおすすめの働き方

仕事

シングルファザーが仕事と育児を両立するのは簡単なことではありません。

ワンオペ育児と変わらず、仕事と家事、育児に追われる毎日。

さらに、子どもとの時間を確保しながら収入を得るためには、働き方を慎重に選ぶ必要があります。

僕自身、子どものために何度か転職を経験し、「育児と相性の良い働き方」と「負担の大きい働き方」の両方を体験しました。

その経験をもとに、本記事ではシングルファザーが無理なく仕事と育児を両立できる働き方を解説していきます。

この記事を読むと…

  • 仕事と育児の時間にメリハリをつける方法がわかる
  • 子どもと過ごす時間を増やす働き方が見つかる

ぜひ最後まで読んで、ご自身の仕事と育児を両立するためのヒントを見つけられたら幸いです!

シングルファザーが育児と両立しやすい働き方と条件


  1. 完全週休二日(土日・祝日含む)
  2. 子どもの生活に合った始業時間
  3. 有給休暇が取得しやすい
  4. 内勤の職種に勤める
  5. 残業が少ない

僕の経験では、この5つの条件を満たしていると、仕事と育児のバランスがとりやすいと感じました。

順番に解説していきます。

完全週休二日制(土日・祝日含む)

  • 子どもと休日を一緒に過ごせる
  • 子どもの休日に合わせて仕事を休まなくてもいい

保育園や幼稚園、学校に通う子どもは基本的に土日祝日が休みです。

そのため、シングルファザーとして土日祝日が休みの仕事を選ぶことは、子どもとの時間を確保する上で重要なポイントになります。

例えば、シフト制の仕事だと、

  • 休みがバラバラで予定が立てにくい
  • 子どもが休みの日に一緒に過ごせない

といった問題が発生します。

転職時のチェックポイント
  • 「完全週休二日制」で条件を検索する
  • 年間休日数が119日以上あるか確認する
  • 「休日出勤の有無」を確認する

子どもの生活に合った始業時間

  • 子どもの登園、登校を見送れる
  • 子どものトラブルにすぐ対応できる

朝は自分の支度だけではなく、子どもの支度や送迎が必要になります。

始業時間が早すぎると、

  • 子どもが一人で朝を過ごすことになり、事故やトラブルのリスクがある
  • 送り迎えが間に合わず、朝からバタバタしてしまう

といった問題が発生しやすくなります。

おすすめの働き方
  • 会社に出勤時間の相談をする
  • 始業時間に余裕がある仕事を選ぶ
  • フレックスタイム制がある企業を選ぶ

有給休暇が取得しやすい

  • 子どもの行事に参加しやすい
  • 子どもの体調不良の時に看病できる

シングルファザーにとって、急な休みが取れるかどうかは 非常に重要なポイント です。
子どもは突然熱を出すこともありますし、学校行事にも参加したいですよね。

転職時のチェックポイント
  • 求人情報の「有給休暇取得率」をチェック
  • 「看護休暇」の有無を確認
  • 1時間単位の有給休暇取得が出来ると◎

看護休暇とは、子どもの病気やケガの際に取得できる特別な休暇制度 です。

ただし、企業によっては 「小学生未満の子どものみ対象」 などの条件があるため、事前に確認しておきましょう。

また、くるみんマークやイクメン企業アワードを受賞されている企業は転職時のチェックポイントとしておすすめです!

  • くるみんマーク(プラチナくるみんマーク)
    一定の子育て支援の基準を満たした「子育てサポート企業」に認定された企業。プラチナくるみんは、くるみん認定後に高水準に満たした企業に付与される。
  • イクメン企業アワード
    男性社員が育児に専念できる労働環境を推進した企業や個人に贈られる賞。

企業のホームページや、転職サイトの求人情報ページに記載されていることがあるためぜひ確認してみてください。

参考元:厚生労働省
【くるみんマーク・プラチナくるみんマーク・トライくるみんマークについて】
【「イクメン企業アワード2020」・「イクボスアワード2020」の受賞企業・受賞者を決定しました」】

内勤の職種に勤める

  • 保育園や学校からの急な呼び出しに対応しやすい
  • 帰宅時間が予想しやすい

外勤(外回り営業・工事現場など)の仕事は、

  • 現場や取引先からすぐに離れられない場合があり急な呼び出しに対応しにくい
  • 帰社する時間もあるため帰宅時間が予想しにくい

といったデメリットがあります。

その点、内勤(オフィスワーク)なら、同僚も常にいるためフォローしやすく急な呼び出しにも柔軟に対応可能 です。

シングルファザーにおすすめの内勤職は、

などが挙げられます。

残業が少ない

  • 帰宅後の家事、育児の時間を確保できる
  • 心身の負担が減る

シングルファザーにとって、残業は育児との両立を難しくする最大の敵 です。

特に、毎日遅くまで働いていると、

  • 子どもと過ごす時間がなくなる
  • 保育園や学童のお迎えに間に合わない

といった問題が出てきます。

転職時のチェックポイント
  • 「残業ほぼなし」「月10時間以下」などの求人を探す
  • 固定残業代が含まれていないか確認(固定残業代があると、長時間労働が前提の可能性あり)
  • 社員の口コミサイトで実態を調べる

また、 在宅勤務 が可能な仕事であれば、通勤時間が不要になり、子どもとの時間を確保しやすくなります。

在宅勤務

  • 子どもが放課後下校班で家に帰れる
  • 子どもが体調不良の時でも、看病の隙間に仕事ができる
  • 隙間時間や業務終了後に家事ができる

在宅勤務は事務などの内勤職やIT専門職(エンジニア)であると可能であることが多いです。

IT専門職(エンジニア)は、

  • プログラマー
  • ITコンサルタント
  • WEBデザイナー

などが挙げられます。

ITスキルが身につけ実績を積めば在宅勤務が出来る会社へ転職ができたり、副業にも活かせることが多いため働き方としてはITエンジニアはシングルファザーにおすすめの職業です。

IT未経験でも興味があるならオンライン学習スクールを利用する

プログラミングを仕事にできるまでの習得時間は1000時間と言われています。

シングルファザーの少ない時間の合間に、独学で勉強するとなるとなかなか骨が折れますが、専門の学習スクールを利用すると、

  • 効率的なカリキュラムで受講できる
  • 専門的なサポートが受けられる
  • 転職のサポートが受けられる
  • 独学よりも短期間でスキルが習得できる

コツコツ勉強するのも素晴らしいのですが、効率良く勉強することで転職のチャンスが早く訪れます。

ですが、学習スクールを利用するのにもデメリットはあります。

  • 自分に合うかわからない
  • 費用が高額になる
  • 夜間でないと時間を作ることが難しい
  • すぐには転職できない

といった心配する要素もあるため、学習スクールを利用するならきちんと選定は必要です。

今、僕が学習スクールに通うとするなら、テックキャンプにします。

  • 14日間返金保証(事務手数料を除く)
  • 経済産業省の給付金支給対象で受講料最大70%オフ
  • 夜間や休日でもサポートあり
  • 転職できなければ全額返金対応

このようにテックキャンプは、転職成功業界1位の実績もあるほど利用者第一のサービスが豊富です。

有名なYouTuberの方が設立した学習スクールのため知名度も高いです。

そのため、もし仕事と育児の合間に余裕があればプログラミングの勉強も出来ますし、実際に勉強する時間や体力がなく続かなそうだなーと思ったら諦めやすいです。

少しでも興味がある方は無料で相談できるので、自分の性格的にどんな仕事が合っているのか、将来的にどのような活躍ができるのか相談してみてください。

参考元:テックキャンプ【プログラミングの習得時間は1000時間】時短で身に付ける方法を紹介!】

児童クラブと保育事業を活用する

フルタイム勤務や残業で帰りが遅くなってしまう場合は、

  • 児童クラブ
  • ベビーシッターなどの保育サービス

を利用すると働き方の幅を広げることができます。

児童クラブを利用する

仕事で忙しいシングルファザーが子どもの下校時間に合わせて帰宅することは難しいです。

そのため、児童クラブを利用して仕事に専念する働き方がおすすめです。

児童クラブには、民営と公営の2種類の運営組織があります。利用料金や保育時間に違いがあるため、自分の働き方に合わせて選びましょう。

以下にその違いを表でまとめました。

公営民営
1か月の利用料〜1万円が大多数を占める1万円〜かかることが多い
保育時間18時頃までの通常保育が多い。
延長保育時間は短いことが多い。
通常保育は18~19時頃まで。
遅い時間まで延長保育を実施している児童クラブが多い。
クラブ内での活動宿題や読書などの学習時間を設けている。英会話、プログラミング、ピアノなど保育中に習い事が行える。
公営児童クラブと民営児童クラブの違い
公営児童クラブ向きのシングルファザー
  • 経済的負担を減らしたい
  • 通常保育時間内に迎えに行ける
民営児童クラブ向きのシングルファザー
  • 普段から仕事で帰りが遅い
  • 子どもに保育と同時に習い事をさせたい

子どもの預かりサービスを利用する

  • ベビーシッター
  • ファミリーサポート

事前に帰りが遅くなることがわかるのであれば、ベビーシッターやファミリーサポートを利用して子どもの迎えと保育をお願いすることができます。

ファミリーサポートとは、自治体が主となって運営している国の支援政策で住民同士で助け合いたい、子どもが好きという有志の方が自治体に提供会員として登録し、子どものお世話をしてくれます。

ベビーシッターとファミリーサポートの違いはこちらの表をご覧ください。

ベビーシッターファミリーサポート
1時間当たりの利用料1,000~3,000円程度600~1,000円程度
保育時間サービスによって21時以降可能地域によるが遅くても21時まで
預かり場所利用者が指定した場所主に会員の自宅
有資格者の有無有資格者が多数会員による
ベビーシッターとファミリーサポートの違い

毎日利用すると、費用が児童クラブを超えてしまうため、児童クラブの保育時間が過ぎてしまう場合に利用するのが理想です。

送迎もしてもらえるためシングルファザーとしてはとてもありがたいサポートとなっています。

子どもが体調不良になったときはどうすればいい?

  • 病児保育が出来るサービスや施設を利用する

病児保育とは、子どもが体調不良の際に預けられるサービスや保育事業です。

保育園や病院、ベビーシッターなどで対応しているため、仕事を休めないまたは有給休暇や看護休暇が足りないときに利用するととても便利です。

利用料は保育施設がある保育園や病院だと、一日2,000~3,000で利用できることが多く、給食を支給してくれるところもあります。

利用前に登録をしたり、面談をする施設もあるので予め電話やHPで事前に確認することをおすすめします。

ベビーシッターの場合は、主に利用者の自宅で看護してくれるため子どもは安心できます。

保育施設を利用する場合、子どもを送り届けないといけないため、ベビーシッターと使い分けるのがいいでしょう。

仕事と育児が両立できる転職活動は効率重視

シングルファザーは転職活動がとても大変です。

  • 仕事、育児、家事をしなくてはならないため転職活動の時間があまりない
  • 転職活動中は勤務時間が減るため給料が減ってしまう

そのため、効率よく転職を成功させる必要があります。

  • 転職サイトで条件に合う求人を探す
  • 転職エージェントを利用して仕事を紹介してもらう

これらを同時に転職活動をすることで、効率よく仕事を探すことができます。

リクルートエージェントなど、子育て中のパパにフォーカスを当てた転職エージェントもありますので、ぜひ相談してみてください。

時間に余裕があれば副業をする

働き方と育児に余裕が持てたときは副業をすることがおすすめします。

それでもシングルファザーに時間はあまりありませんが、子供を寝かしつけた後の時間を活用すれば副業に集中して取り組むことができます。

今回は、わかりやすく将来性があるおすすめの副業を2選に厳選しました。

  • Webライター
  • 動画編集者

この2つは、YouTubeやTikTok、ブログの投稿者からの需要が多く、編集技術の質にこだわる投稿者が増えたため供給が追い付いていない仕事です。

クラウドソーシングと呼ばれるインターネット上で仕事を依頼、受注するサービスを利用すると仕事が受けやすく、パソコン1つで副業が出来ます。スキルが身につけば高収入を得ることも可能です。

とは言っても、パソコンの性能によりけりです。性能の低いパソコンでは動画編集は難しいです。

そのため、性能が高いパソコンをお持ちなら動画編集者、性能が低いパソコンならWebライターと区切りましょう。

副業から始まる将来的なビジョン

先程紹介したWebライターと動画編集者は、慣れれば副業が可能です。

Webライターは、ライティングスキルが身につけばブログが作成しやすく、広告を貼り商品を販売することでアフィリエイトと呼ばれる広告収入を得ることが出来ます。

そして動画編集者は、動画編集のスキルが備わっているためアイデアさえあればYouTubeやTikTokで広告収入を得ることが出来ます。

それらの副業では、必ず挫折が伴うので、

  • 月1万円稼ぐ
  • 知識を身に着け、経験を積む
  • 始めて1年は続ける

など、目標を掲げたら絶対に諦めないことを意識してください。

シングルファザーは、責任感があり努力家です。諦めないでぜひチャレンジしてみてください。

まとめ

今回、僕の経験を元にご紹介させていただきました。

仕事と育児を両立する方法のまとめ
  • 育児と仕事を両立するには仕事選びの優先順位を守る
  • 保育サポートを利用し仕事と育児のメリハリをつける
  • 転職活動は仕事と育児に影響がでないように効率的に行う
  • 副業は目標を決めたら諦めない

この記事で、シングルファザーの皆さんが1人でも仕事と育児を両立し、子どもと幸せになれることを祈っています。

もし、子どもとの時間をもっと増やしたい!自分の時間がもっと欲しいというシングルファザーの方は下記の記事もおすすめです!

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この記事を書いた人
NIKO

主夫歴6年、子育て歴8年、2児のシングルファーザーで3人暮らしをしています。仕事、家事、育児に追われる日々ですが、その中で皆さんに良いね!と言われるようなアイデアや情報を提供できるように頑張ります!

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