シングルファザーに合う副業とは?生活に合った選び方と注意点

副業に興味はあるけれど、生活リズムが不規則なシングルファザーにとって「どれが続けられるか」は大きな悩みです。 僕自身、子育てと家事をこなしながら、さまざまな副業を調べ、実際に検討・挑戦してきました。

この記事は、次のような方におすすめです。

  • 副業を考えているが、生活の都合で時間が読みづらい
  • 「稼げる」より「続けられる」副業を知りたい
  • 生活に合わせた副業選びの基準を知りたい

経験をもとに「生活を壊さずに続けられる副業とは何か?」を考えていきます。

副業には「フロー収入型」と「ストック収入型」がある

副業の稼ぎ方には、大きく分けて次の2タイプがあります。

フロー収入型

  • 作業をした分だけ収入が得られる
  • 例:Webライティング、フードデリバリー、動画編集など

ストック収入型

  • コンテンツを積み上げていき、後から継続的に収益が発生する
  • 例:ブログ、YouTube、写真販売など

フロー型は即金性がある一方で、作業を止めると収入も止まります。 ストック型は収益化まで時間がかかりますが、継続すれば負担が少なくなる傾向があります。

どちらが合う?ざっくり判断軸

  • フロー型:短期的にお金が必要、まとまった作業時間を確保できる
  • ストック型:自由時間は少ないが、コツコツ継続するのが得意、発信や制作が好き

僕が副業を選ぶときに考えた条件

シングルファザーとして、副業を選ぶときに重視したのは以下のポイントです。

  • 子どもの急な予定に対応できる柔軟性があるか
  • 家の中で完結する仕事であること
  • 静かな環境が不要(通話や打ち合わせの少なさ)
  • 納期や時間の拘束がゆるやか、もしくは自由なペースでできる
  • 「やっていけそう」ではなく「生活を壊さずに続けられるか」

僕が合わなかった副業(続けられなかった理由あり)

Webライティング(フロー型)

  • 日中は本業、夜は家事と育児で時間が不安定
  • 納期があるとプレッシャーが大きく、睡眠時間を削って対応することも
  • クラウドソーシングで受けたが、継続は難しかった

せどり(フロー型)

  • 仕入れや発送に出かける時間が取れない
  • 在庫の置き場所に困る
  • 子どもとの時間を削る形になるので断念

フードデリバリー(フロー型)

  • 外出が必要なため、子どもを家に残せない
  • 天候や交通状況で収入に波がある

動画編集(フロー型)

  • クライアントとのやりとりにタイムラグが出る
  • 納期があると、夜間しか作業できない生活にはプレッシャーが強すぎた

条件を満たせば続けやすいと判断した副業

※以下の副業は、収益化まで時間がかかるものが多いため「すぐに稼げる」とは限りません。 ただし、マイペースに継続できる点で生活への負担が少なく、長期的には安定感がある副業です。

ブログ運営(ストック型)

  • 自分のペースで執筆・投稿ができる
  • 子どもが寝た後に少しずつ進められる
  • 僕自身も現在取り組み中

YouTube(ストック型)

  • 納期や修正依頼がないぶん自由度が高い
  • 編集は大変だが、自分のタイミングで投稿できる

スキル販売(ストック型)

  • Canvaテンプレートなど、作って販売する形式なら納期なし
  • 趣味や得意を活かせる

写真販売(ストック型)

  • 公園や日常の写真が素材になる
  • 子どもと出かけるついでに素材が集まる

noteでの有料記事販売(ストック型)

  • 自分の経験を文章にする
  • 家事や育児のスキマに書ける

クラウドソーシングの単発タスク(フロー型)

  • 納期がないものも多く、アンケートなどなら5分〜で対応可能
  • 気軽に始められ、作業が細切れでもOK

僕が重視している副業の考え方

「シングルファザーは、仕事を“受ける”より“作る”ほうが続きやすい」と感じています。

依頼型の副業(フロー型)は、他人の都合で動く必要があるため生活が崩れやすい。 一方、発信・販売型(ストック型)は、自分の裁量で進められ、予期せぬ子どものトラブルにも対応しやすい。

もちろん、家族の協力があればどんな副業でも選べます。でも、それがないなら「裁量重視」の副業がベターだと僕は思います。

まとめ:副業選びは「続けられるか」がカギ

副業を始めるとき、多くの人は「稼げるか?」を基準にします。 でも、シングルファザーの生活には“予測できないこと”がつきもの。

だからこそ大事なのは、

  • 子育てと両立できる時間の柔軟性があるか
  • 作業時間が確保できない日があっても問題ないか

つまり「続けられるか?」の視点で選ぶこと。

情報があふれている今、「向いていない副業を避けること」が、 あなたに合った副業を見つけるいちばんの近道かもしれません。

この記事を書いた人
NIKO

2児を育てる30代シングルファザー。転職・副業を複数経験。お酒と料理が大好き。自分の経験をシングルファザーの方の役に立てたいという気持ちから「パパは育児攻略中!」を開設。悩めるパパたちに僕のエネルギーが少しでも届けばうれしいです!

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